身体より教わる


『症候を天与の啓示とせよ。』
人の病は、主な症状・主訴・身体の理学的な所見・検査などすべてのサインで表してある。
その人を診て それらすべてのサイン(症候)から病気の診断・治療の標(しるべ)としなさい。

ーーー以前、私が出会った患者である。
もう退院しても大丈夫だろうと思っていた頃、患者が私に「不安」の意を表した。
それが どこかひっかかっており、念のためにと心肺のレントゲンを依頼した。
すると そこに肺の血管の影の増減と心拡大がある。気にかかった。
・・・なおも念のために 心臓超音波検査を行ったところ、検査室から「先生、すぐに来てください。」と呼ばれた。
左心房に7cmほどの大きさの左房粘液腫が見つかった。・・・
患者の腫瘍は切除され、今は元気に生活を送っている。ーーー

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by ootsukawa | 2010-06-10 22:36
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