一光を照らす・・・桂枝加朮附湯

 
長年のリュウマチの痛みに耐えている利用者がいる。
担当者会議で家族が、「若い頃からの持病で、
いろいろなお医者様からは痛み止めを処方してもらうが
一向に軽くはならない。付き合ってゆくしか仕方が無いと思う。」
と話していた。
漢方で『桂枝加朮附湯』《注1》というのがある。
ブシ(トリカブトなどの塊根)が痛みによく効く。
これを使ってみることにした。

数日後、利用者本人から、
「先生 ありがとうございます。たいへん楽になってきました。
私の命に一光を照らしてくれました。」とのこと。
医者冥利に尽きると思った。

《注1》桂枝加朮附湯(けいしかじゅつぶとう)
桂皮(ケイヒ)・芍薬(シャクヤク)・蒼朮(ソウジュツ)・大棗(タイソウ)
甘草(カンゾウ)・生姜(ショウキョウ)・附子(ブシ)よりなる。


d0172719_20521097.jpg

[PR]
by ootsukawa | 2010-06-17 20:40 | 漢方
<< 菩提心・・・山田無文・・・その3 菩提心・・・山田無文・・・その2 >>