心に触れる音・・・


今、「施設の生活の中に 音楽をとりいれてゆかないか。」と
話を持ちかけているところである。
音楽と言っても 色々なジャンルがあるし、
それぞれの好みも違うことだろう。
しかし、その人に合う音楽に出会えるきっかけを作れたら…
その人の世界観が変わってくるかもしれない…
そう思うのである。
ついこの間、担当者会議で家族から
「2歳になる 曾孫を連れてくると いつもは何も言わないのに “かわいい”と言うんですよ。」と話してくれた。
…幼子の声……ハッと思った。
…クラッシックでなくとも、有名な歌手でなくとも、
その人の 心の琴線に触れる音が、
その人を癒してくれる音なのだと…

ps.森川めぐみ著 「いのちと音楽がふれあうとき」より
心理学者であるシュタイナーは次のように述べています。“メロディーは頭脳に、ハーモニーは呼吸に作用し、リズムは手足の運動や血液の循環、物質代謝を左右する。そして病気というのはこの3つ乱調から起こる。”
 近年、病人は全人的痛み(トータルペイン)すなわち全身的痛み、社会的痛み、精神的痛み、霊的痛みを抱えており、それらが相互に作用し合い、痛みを増幅させたり、和らげたりするのではないかと考えられています。そういうわけで痛みを抱えている病人を全体的に捉え、様々な側面からアプローチしながら理解し、ケアする必要があると思っています。(いのち)と音楽がふれあう世界は確かにあって、そこから思いがけない豊かなものが流れてゆくと・・・
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by ootsukawa | 2010-07-02 17:40
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