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カテゴリ:漢方( 3 )

一光を照らす・・・桂枝加朮附湯

 
長年のリュウマチの痛みに耐えている利用者がいる。
担当者会議で家族が、「若い頃からの持病で、
いろいろなお医者様からは痛み止めを処方してもらうが
一向に軽くはならない。付き合ってゆくしか仕方が無いと思う。」
と話していた。
漢方で『桂枝加朮附湯』《注1》というのがある。
ブシ(トリカブトなどの塊根)が痛みによく効く。
これを使ってみることにした。

数日後、利用者本人から、
「先生 ありがとうございます。たいへん楽になってきました。
私の命に一光を照らしてくれました。」とのこと。
医者冥利に尽きると思った。

《注1》桂枝加朮附湯(けいしかじゅつぶとう)
桂皮(ケイヒ)・芍薬(シャクヤク)・蒼朮(ソウジュツ)・大棗(タイソウ)
甘草(カンゾウ)・生姜(ショウキョウ)・附子(ブシ)よりなる。


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by ootsukawa | 2010-06-17 20:40 | 漢方

日本古来の薬より・・・伯州散・・・



漢方(薬)に伯州散というのがある。
大同類聚方(だいどうるいじゅほう)《注1》の伯耆薬(ほうきやく)【今の島根県】の門外不出の秘薬である。排膿作用があり、『外科倒し』の異名を持つほどである。
なにしろ、蝮蛇(まむし)・蟹・鹿角を黒焼きにしたものから作られているというから「おおっ」と思ってしまう。
私はこれを紫雲膏の上にふりかけて、褥瘡部分に添付し、使ってゆこうと思っている。
このような薬であるから、かなり高価なものであるが、私の小遣いを使っても早く褥瘡の痛みから開放したいと思ったからだ。
徐々に褥瘡が小さくなり、快方に向かっている利用者の笑顔に合うのも今日の私の喜びの一つである。

《注1》大同類聚方:平安時代に編纂された日本における唯一の古医方の医学書であるとともに、最古の国定薬局方でもある。


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by ootsukawa | 2010-06-14 17:50 | 漢方

華岡青洲の薬を今へ・・・


漢方(薬)に紫雲膏というのがある。
江戸の時代 華岡青洲が創案したものだが、褥瘡治療として私はこれを使ってゆこうと思っている。
時を越えて、華岡青洲の使ったものを今の治療に使うことにロマンを感じる。
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by ootsukawa | 2010-04-07 17:50 | 漢方