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菩提心・・・山田無文・・・その5


“親鸞は、
父母の孝養のためとて、一遍にても念仏まうしたること いまださうらわず、
そのゆへは、一切の有情はみなもて 世々生々父母兄弟なり。
いづれもいづれも
この順次 生に仏になりてたすけそいらふべきなり”
『歎異抄』の精神。
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by ootsukawa | 2010-06-28 18:57 | 菩提心

地域の中で・・・


私の村の区長より
「この村のお年寄りに独り暮らしの人が多くなってきている。
この人達の健康管理を 地域の中で考えてゆきたい。
そのために、月に一回でも公会堂に集まって
お茶でも飲みながら 野菜なんかを持ち寄ったりして、
健康相談をやりたいのだけれど 協力をしてもらえないだろうか?」
との事だった。
団塊の世代の高齢化が始まる…
これから村の衆に『健康』のキーワードで集まってもらい、
私も喜んで参加させてもらうという事を了解した。

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by ootsukawa | 2010-06-27 18:33

『みいしみろし』


『みいしみろし』
甲州の方言なのだが
子どもの頃から よく言われ、
それなりに受け止めてきた言葉である。

「心をひきしめてしっかりやりなさい。」という意味合いになるだろう。
他の言葉には 代えにくい。

しかも
「みいしみろ!」ではない、
「みいしみろし」・・・なのである。
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by ootsukawa | 2010-06-25 22:24

菩提心・・・山田無文・・・その4


庭を見れば完全に自分を忘れて庭とひとつになってしまう。
花を見れば花と一つになる三昧の習性を身につける事、
忘我の習慣。
自分を忘れるくせをつける。
芸事はいつも忘我の境地で芸をする。
“名月や 池をめぐりて 夜もすがら” の境地。
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 季節の花300
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by ootsukawa | 2010-06-24 22:32 | 菩提心

代わってやれるものならば・・・


“代わってやれるものならば代わってやりたい・・・
しかしなぁ、物事には代わってやれる事と代わってやれないことがあるんだ。”

子の痛みを思う 母の言葉である。
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by ootsukawa | 2010-06-22 17:35

菩提心・・・山田無文・・・その3


“般若心経”の“色は即ち是空にして、空は即ち是れ色なり”とある。
“眼・耳・鼻・舌・身・意”と、
外の世界の“色・声・香・味・触・法”
・・・色と声と香りと味と触れられるものと思われるものと・・・
主観と客観は別のものではない、
一つなんだと述べている。

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by ootsukawa | 2010-06-21 17:40 | 菩提心

一光を照らす・・・桂枝加朮附湯

 
長年のリュウマチの痛みに耐えている利用者がいる。
担当者会議で家族が、「若い頃からの持病で、
いろいろなお医者様からは痛み止めを処方してもらうが
一向に軽くはならない。付き合ってゆくしか仕方が無いと思う。」
と話していた。
漢方で『桂枝加朮附湯』《注1》というのがある。
ブシ(トリカブトなどの塊根)が痛みによく効く。
これを使ってみることにした。

数日後、利用者本人から、
「先生 ありがとうございます。たいへん楽になってきました。
私の命に一光を照らしてくれました。」とのこと。
医者冥利に尽きると思った。

《注1》桂枝加朮附湯(けいしかじゅつぶとう)
桂皮(ケイヒ)・芍薬(シャクヤク)・蒼朮(ソウジュツ)・大棗(タイソウ)
甘草(カンゾウ)・生姜(ショウキョウ)・附子(ブシ)よりなる。


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by ootsukawa | 2010-06-17 20:40 | 漢方

菩提心・・・山田無文・・・その2


本来の純粋な人間に戻れば、
生活は自然に生まれ、動き、生きていける。
東洋は農耕の民であり、
自然の中で米や麦を育て、
どうしたら米が、麦が育ってくれるのかと
相手の身になって育ててきた。
この心が非我に生きる心です。
“自我を捨ててこそ初めて開ける道”である。

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by ootsukawa | 2010-06-17 14:02 | 菩提心

『看』に込められた意味


『おみとり』とは『お看とり』と書きます。
『看』の漢字の中には“手”と“目”が入っています。
私はこれに、とても深い意味があると思うのです。
目で見て、手で触って、さらに言葉をかけてあげて・・・
人の触れ合いを通し、入所者からいろいろな情報(サイン)をもらって下さい。

今、この施設で ターミナルケアについて話し合いをしているところです。
職員もターミナルケアについて勉強をしておいてください。

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by ootsukawa | 2010-06-16 20:18

日本古来の薬より・・・伯州散・・・



漢方(薬)に伯州散というのがある。
大同類聚方(だいどうるいじゅほう)《注1》の伯耆薬(ほうきやく)【今の島根県】の門外不出の秘薬である。排膿作用があり、『外科倒し』の異名を持つほどである。
なにしろ、蝮蛇(まむし)・蟹・鹿角を黒焼きにしたものから作られているというから「おおっ」と思ってしまう。
私はこれを紫雲膏の上にふりかけて、褥瘡部分に添付し、使ってゆこうと思っている。
このような薬であるから、かなり高価なものであるが、私の小遣いを使っても早く褥瘡の痛みから開放したいと思ったからだ。
徐々に褥瘡が小さくなり、快方に向かっている利用者の笑顔に合うのも今日の私の喜びの一つである。

《注1》大同類聚方:平安時代に編纂された日本における唯一の古医方の医学書であるとともに、最古の国定薬局方でもある。


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by ootsukawa | 2010-06-14 17:50 | 漢方